2012年11月23日

わきがの治療法:切開剪除法(せっかいせんじょ法)・皮弁法

わきがの治療法として、切開剪除法(せっかいせんじょ法)があります。

症状の程度に関係なく、ワキガ・多汗症を1回の手術で完治させる方法で
症状の強い方でも治療効果があると言われています。。

他院手術後の再手術などの場合に行うこともあります。

再手術をする場合は、アポクリン腺が取り除けていなく
わきがが再発してしまうからです。

そのため、確実にアポクリン腺を取り除くために
再手術時は切開剪除法が多く使われます。

手術方法としてはわきの下のシワに沿って3〜4cm皮膚切開します。

そのあと、切開部分から皮膚の裏側を医師が直接肉眼で確認し、
ピンセットなどで汗腺を除去します。

この手術のもっとも特徴的なのは、直接アポクリン腺を目視確認しながら
取り除くことができるので、アポクリン腺の取り残しが
もっとも少ない手術の1つと言えるでしょう。

一本一本アポクリン腺を取り除くため、とても手間がかかる手術です。

また場合によってはアポクリン腺だけでなく、
毛根や、別の臭いの原因となる皮脂腺、エクリン腺も
取り除くことができます。

より臭いの元となるものを取り除ける手術です。

一方、デメリットとしては3cm〜4cm(大きい場合は5cm以上)となるため、
傷跡が大きいことが挙げられます。

わきの中央に1本の切開線が残るため、
わきがの手術を行ったこととがあからさまにわかってしまうことです。

女性などは、わき下を晒すことも多いですから
傷跡が大きく残っていることにとても抵抗を覚える方もいらっしゃるでしょう。

手術後、汗腺の除去について終了したら切開部を縫合し、
わきに厚めのガーゼを挟んでテープ固定をします。

手術後はシェービング法
(「わきがの治療法:シェービング法(稲葉式改良法)」を参照のこと)と同じようにするようです。


・2012年11月2日追記

一番メジャーで、昔からあるわきが手術の方法ですね。

「剪除法」のことを「皮弁法」とも言います。
言い方がいろいろありまして
切除法、切開皮弁法、直視下摘除法、反転剪除法、翻転法と呼ばれることもあります。

どれも同じ方法で、少し大きめに切開し、目視確認で
アポクリン腺を取り除くものです。

皮弁法の欠点としては、3cm以上の切開を行うため、傷跡が大きいことです。

またアポクリン腺を一本ずつ目視確認で取り除くということから
吸引法などに比べて、手術時間に時間がかかるということも特徴です。

一方、利点としては、切開剪除法(皮弁法)は保険適用の手術となっていますので
病院によって、切開剪除法でわきがの手術を受けると
保険が適用され、3割程度で受けられます。

金額は私が数百ある病院を調べた感覚では
3万円くらいが相場でした。

検査費用を別途とるところは、もう少しかかります。

保険診療をしている病院は、採算がとれないことから
減少傾向にあったのですが、
(過去記事:「3万〜5万円でわきが手術が受けられる、保険適用されやすい病院と手術法の見分け方」)
最近は、他のわきがの手術とあわせて
診療メニューに加えることにより、皮弁法を取り入れている
病院がまた多くなっています。

選択の幅が広がり、安い値段のわきが手術を受けられるのは
私達にとっては嬉しいことですよね。

またわき下の傷跡をいかに小さくするか、という課題をクリアした手術方法が
いろいろ注目されており、わきが手術の業界も
そちらに移行しつつあるようです。
(ですが、このような改良をした手術は保険の適用外になる)

また傷跡が小さいものは、アポクリン腺を完全除去しにくいので
医師の腕が結構重要になってきます。

また最新の医療機器も必要なことから、あえて昔からある
「切開剪除法(皮弁法)」を行なっている病院も多数あります。


医師の腕という面では、切開剪除法(皮弁法)を使えば、
目視確認で行うわけですから、
アポクリン腺をとりきれないことは少ないでしょう。

そして傷跡が大きく、昔からある手術方法ですから
失敗や再発はしにくい手術とも思えます。

ただし、上記でも書いたように、かなり大きくわき下を切開しますので
ある程度の傷跡が残ることも覚悟をしなければいけません。

医師の方も皮弁法の手術を行う場合は、かなり大きな傷跡が残るということを
教えてくれるはずです。

傷跡については、水着など着るとやはり傷跡は目立ってしまいますよね。

あとで手術後に、後悔されるのは、医師にとっても、患者さんにとっても
マイナスですから。

傷跡の小ささをとるか、金額(保険適用)をとるかで、
この切開剪除法(皮弁法)のわきが手術を受けるかどうかをよく考えたほうがよいです。

金銭的に考えれば、これより安く受けられるわきが手術はありません。
(手術をしないわきが治療であれば、もっと安い治療法はありますが)

そして、アポクリン腺を取り除く率も目視確認ですので、
手術後の減臭効果もかなり高いです。

再発の可能性を極力低くし、値段が保険がきくため、
一般の人でも、まとまったお金がなくても受けられるのは大きなメリットです。


参考URL
http://www.mens-clinic.jp/treatment_wakiga.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1136928001

posted by まこ at 11:55 | Comment(0) | 治療法・手術・対策
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